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なす麻利漬あさ田ロゴ

創業者 麻田利一

麻田利一写真初代の主、麻田利一は農業を生業とする百姓で、商いは毎日新鮮な野菜を町に売りにいくことだった。 当時は、行く先々で得意先から物々交換と称してお互いに店の品をもらったり、情報交換をしたり、またうわさ話に花が咲いたりと結構人々とのコミュニケーションの場としても一役かっていた。売れ残った野菜を保存食として再生させるために、例えばきゅうりは塩押しをして、茄子や紫蘇などと漬け込み「しば漬け」に、茄子の塩漬けは塩出しをして、みりん、醤油で炊くという惣菜ふうにアレンジして、たまたま商い先に届けたところ好を評し、「なす麻利漬」として新鮮な野菜と一緒に、売りの仲間に入っていった。

また京都上賀茂に古くから伝わる漬物で、カブラを塩漬し発酵させた冬場の味覚として有名な「すぐき」も元々は春先に出荷していたもので、昭和初期に麻田利一が知り合いの味噌屋さんの話を聞いてヒントを得、「室」に入れ炭火で発酵させるという発想で作り上げていった。晩秋に収穫したカブラを美しく皮をむき形を整えひとつずつ丁寧に樽に並べ、天棒で押しをしたいくつもの樽が並んでいる光景は、 その香りと共に深々と冷え込む京の底冷えがまたとない美味しい「すぐき」を作り上げるのである。 こうした人々の日々の生活の知恵から生まれてきた地場の産業が今も伝え継がれ、昨今の風景も変わり天秤棒の樽風景は見られなくなったが、その心はしっかりと次へ伝承されている。

創業者 麻田 利一なす麻利漬


創業者 麻田利一
明治33年 1月10日 京都府丹波に生まれる。
幼少期をその地で育ち、二十歳の時京都に移り住む。
農林学校の農夫を経て、大正13年 農家の百姓の傍ら麻田商店を営む。
「根のうまいもんは花もうまい」・・・
麻田利一の持論はすぐき、なす麻利漬といった傑作を作り上げる。